閑話休題♪夏空の下、気の赴くままに…
2021年08月04日
早くも８月に入りました。
ひときわ厳しい日差しが照り付けておりますが、お障りなくお過ごしでしょうか。
お昼過ぎの夏空の下、ふと、１年前の今日は一体何をしていただろう…？と思いました。
理由は分かりませんが、なぜか急にこのようなことを思ったり過去を振り返ったりする瞬間は皆様にもきっとあるのではないでしょうか。
さて、昨年の今日、小生がどこで何をしていたかというと…岐阜市内の物件確認を行っておりました（詳しくは「特集！岐阜市市橋４丁目（約１５２坪） 2020年08月04日」の掲載記事をご参照下さい）。その日は手元の温度計が36℃を示しており、本日は37℃です。猛暑日が続いていることについては良くも悪くも昨年と変化無しです。
ただ、新型コロナウイルス感染予防対策等についての話題に今年もまた触れる事になろうとは当時予想だにしていませんでしたね…。きっと来年の今頃には事態も落ち着いてきてマスク無しで過ごせる日常が来る…といった淡い期待を心のどこか片隅で抱いておりましたが、現実は難しく厳しいと痛感しました。
しかし、うつむいてばかりもいられないですし、現実と現状から目を背けずに今できることをシッカリと行って、引き続き油断することなく感染予防を徹底してまいりたいと思います。それが結果として自分自身を守るだけでなく、自分の周りの人たちを守ることにも繋がるのだと信じて。
そんなこんなことを考えたりもしながら、いつもは車で通り過ぎてしまう各務原市内の道を歩いていると、とある案内標識が目に留まりました。
「←木曽川河畔遊歩道」とありますが、今までは全く気が付きもしませんでした。
特に深く考えることもなく案内が指す方へ歩いて行くと…
絶景スポットとしても知られるツインブリッジ（犬山橋）や国宝の犬山城がパッと視界に入ってきました。この橋は名鉄電車が綺麗に撮れる場所でもあり、東は日本ライン、西は犬山城を眺望することもでき、天気の良い日にはカメラを手にした人たちをよく見掛けます。小生的には、夕日を背景にたたずむ犬山城の姿は一段と美しく映り特に気に入っております。
せっかくなのでもう少し先へ進み散策してみます…
すると、開けた場所に出て目の前には犬山城（尾張国）と伊木山（美濃国）が映りました。後方を振り返ると先ほどのツインブリッジが望めます。
本日はたまたま車を離れた場所に駐車して徒歩で参ったことで、これまで全く気が付くことも無かった場所を知る機会にもなり、何気ない小さな発見がどこか新鮮に感じられ、真夏の暑さで汗ばんだ体とは対照的に心は少し涼風に当たったかのような感傷に浸りました。
数年前までのように日常を当たり前のように過ごしていた頃にはきっと見落としがちであった小さな感動や感性にも気付けるようになった事、当たり前であったはずの日常がいかに幸せで尊いものだったと知らされた事などを鑑みると、大変なご時世ではあるけれども決してすべてがすべて悲観するものではなく、その禍中でも考え方や捉え方次第で多少なり気持ちも晴れるのではないでしょうか。この事態が落ち着いた先は以前とは違った価値観や思いで日常を大切に過ごせる気がして止みません。その日を心待ちにして今しばらく辛抱に勤しんでまいります。
前回の「閑話休題」シリーズから気が付けば３ヶ月が過ぎようとしておりました。改めて月日の流れが早く感じる今日この頃です。このペースだと次回は今秋あたりでしょうか？？
熱中症予防と言えども、クーラーで体調を崩す人も多いようですので、適度な温度調整と体に気を付けてお過ごし下さいませ。
